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まさに「平成の壊国」

今回は久々な真面目な話。

TPP(環太平洋経済連携協定)への交渉参加問題で、政府が工程表を作成し、
11月、「参加を表明する」と明記されていることがわかった。

FNNが入手した工程表では、11月中旬の「APEC(アジア太平洋経済協力会議)で
TPP交渉参加を表明」と明記されている。

参加表明後に「地方での説明会を検討する」としているほか、交渉参加を前提に
最大の障害となっている農業分野については、10月21日ごろに「食と農林漁業の
再生推進本部」を開き、農業強化策の「基本方針」と「行動計画」を決定する方針を掲
げている。

▽ソース:FNN 10/15 07:10
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00209554.html


未だにTPPの話を「農業だけの問題」だと思い込んでいるバカがいて困る。

非常に分かりやすい説明動画があったのでリンクを貼っておきます。きっと消されるんだろうなぁ……。
http://www.youtube.com/watch?v=nRmNJpUj5sI&feature=player_embedded#!


大体の問題はこの動画でまとめてくれています。

TPPの内容そのもの自体の問題点はここで全部書くのは面倒なので軽く箇条書きで書きますが、

・TPPの協定内容は全てアメリカの議会によって承認されなければならない
・また規則や義務の変更はアメリカ議会の承認が必要となるため、極めて困難である
・TPP加盟国の義務は他の加盟国にも強制される
・投資家にはその国への政策的助言に参加する権利が与えられる
・外資投資による土地・資源などの資産購入について制約を緩和する内容も盛り込まれている
・漁業権などを外資に購入された場合、漁業で成り立っているような地方の地域への悪影響は計り知れない
・日本の国営貿易会社(主に農産物)に対し、すでにアメリカは反競争主義だとクレームをつけている
・アメリカは遺伝子組換作物について特に強い要求を提案している
・パブリックコメントや意見募集において、外国企業も発言可能になるように求めている
・TPPの交渉内容は署名されるまでは非公開である


などなど。これだけでも何処が問題なのかは分かるはずです。
関税自主権の放棄ってだけじゃなくて、下手した場合は内政権の譲渡になりかねないほどの大問題。



またTPPに参加した際の問題点も多数存在します。
農産物系は、まず輸入農産物が増えることで国内生産した農産物の価格が下がります。
今までですら「関税」という壁で守ってきたにもかかわらず、その壁が失われたばかりか、
放射能汚染されている(あるいはそういった「風評被害」を受けている)日本の農作物にもはや競争力はありません。
結果、現在農業を営む人らは失業に追い込まれます。同時に食料自給率は低下します。
また国内での生産が落ち込む故、食料品の命運は外国に握られることとなります。
したがって「世界的な大飢饉」or「大戦争」が起こった際、何も出来ないまま飢え死にする人が増えます。

最後の大飢饉等は起こらない可能性も確かにあります。ですが、起こってからでは遅いわけです。
(今年の大地震も原発事故もそう。起きてしまってからでは遅い)

工業系は、外国産の商品輸入が増大することで、国内で国産品の売行が落ち込みます。つまり景気は悪化します。
景気が悪化すれば、さらに国産品は売れなくなります。この結果、本来あった輸出産業の伸びは減殺されます。
これを回避する苦肉の策(又は国内企業のリストラの策の一環)として、経費削減のために海外移転が増加します。
これが進むと国内の景気はさらに悪化します。


また、動画内では触れられていませんでしたが、TPPの連携対象となる「労働規制や環境規制の調和」も結構問題。
簡単に要約すると「今以上に外国人が働きやすい環境となる」ということです。
結果だけ言うと、外国人を雇うようになるでしょう。そしたら就職難が更に進む。

他にも、国内で問題視されているデフレが一層進行しますし、
郵貯や年金基金が外へ流れ出ることで国民保険廃止の可能性もあったりと問題だけは山積み。


じゃあTPPを結ぶメリットはあるのか?確かにメリットはあります。
まず日本からの輸出品に相手国の関税がかからないため、自動車などの輸出品が売れるようになります。
日本国内の市場は冷え込んでいる今、海外でモノを売りたいのでTPPは大きなメリットとなります。

また小麦粉や肉野菜などの多くの輸入品は、原価は安いのにもかかわらず、
関税がバカ高い所為で企業や個人が輸入できないのが現状。
さらにこれは政府が中継してるせいで中間搾取が酷いことになっています。
これがTPPによって関税がかからなくなり安く輸入出来る。つまり食料品がが安くなるので低所得者が得しますね。


とまぁ小さなメリットはありますが……長い目で見たらどう考えてもパンピーにはメリットはない。
いくら輸出品の伸びが良くなってもあまり意味が無い(日本は内需が8割)ですし、
食料品の値段が下がっても景気が悪くなっては意味が無い(給与が下がるので意味が無い)ですし、
結局アメリカと日本の大企業のトップが得をするというわけです。
つまりは「金持ちが更に金を得て終了」という構図こそが、予測される最も高い可能性です。




じゃあなんで入ろうとしているのか。
アメリカが「入らなきゃ仲間外れにするぞ」という内容を突きつけているのです。
良くも悪くも日本人には効果覿面な言葉ですね。今回は悪い方向に転がっていますが。


……とまぁ問題点を提起してみましたが、
記事の冒頭のニュース通り、『11月に「参加を表明する」と明記』ともう既に結論ありきになってしまった今、
実はもう止めようないんですよねwww

そもそもじゃあTPPに参加しなければいいのか?という二元論ではないのですよ。
TPPに参加しなかった場合は、どうなるか。間違いなく市場から締め出しを食らいます。


要するに、このまま何も考えずに参加した場合は間違いなくアメリカに吸われて滅びます。
そして不参加の場合は市場の規模が縮小していっていずれは自滅します。このぐらいの違いしかないんですよ。

チェスで言うならばスティールメイト。もう既にどう動こうと負けが確定しているような状態。


回避する為にはどうすればいいのか。不勉強な身ながら考えてみた。

1.アメリカ無視
こんな不平等条約を結ばせることを共用する国は無視だ、無視!

何故か勘違いされがち(自分も最近まで勘違いしてた)ですが、
日本は内需8割の国だからわりと無視してもわりと大丈夫なはず。
むしろ日本はアメリカ国債を叩き売っていつでもアメリカを破産させることができる。
これを外交に利用しない手はないでしょう。


2,あえての参加
「世界から取り残されるのは嫌だから参加だ」などという消極的かつ追い立てられるような参加理由ではなく、
むしろこれを利用してやろう、あえてこの鉄火場に飛び込んでやろうという考え。

中に入り実行される2015年までルールに注文を付け続け、
どうしても折り合いつかなきゃギリギリで離脱するといった感じ。
少なくともアメリカが日本を食い物にするという危険性が現実的な形で指摘されてるのに、
そのリスクを最小限に抑える案なしには参加なんて出来ないですしね。



……せめて悪い影響が最小限で済んでくれればいいのですが、まぁ無理な話だろうな。

おまけ。
動画内で微妙に触れていた韓国とアメリカが結んだFTAの内容のまとめを見てきたのですが……なんぞコレ。

01.サービス市場は記載した例外以外全面開放
02.韓国はいかなる場合であっても牛肉の輸入禁止処置は行えない
03.他の国とFTAを結んだら、そのFTAの有利な条件をアメリカにも与える事
04.自動車の売上下がったら“アメリカのみ”関税復活出来る
05.韓国の政策で損害を出した場合は米国で裁判する
06.アメリカ企業が思うように利益を得られなかったら、アメリカ政府が韓国を提訴する
07.韓国が規制の証明をできないなら市場開放の追加措置
08.米国企業にはアメリカの法律を適用する
09.韓国はアメリカに知的財産権の管理を委託する
10.公企業を民営化


もう一度言う。なんぞコレ?いくら経済状況が切羽詰っているとはいえ、よくこんな条件を飲んだな。
こっちに比べたらまだ先行きは明るいのかな?いや……むしろ明日は我が身って感じか。


今回紹介する作業用の曲は、Suaraさんの「永久に」です。

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